ULTRA006・最終日。
売る。という活力で溢れたウォールに囲まれ
札幌の何倍もの人が行き交う都会での真新しい経験でした。
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納品続きの日々。出来るだけ、自分の手で納品へ。
師匠がそうしていた。その理由が最近ようやくわかってきた。
漆は、要・乾燥のため、仕上がりに時間がかかります。
でも長い「工程」 を経て、数ものの場合、仕上時は一斉に出来上がる。
汚れが出る原型制作と、塵を嫌う仕上げの上塗は同時期に出来ない。
無理のない計画が大切ですね。と自分に言い聞かせ...
板物・木地の作品たちは、乾漆より、だいぶ早く出来上がる。
写真は、昨日納めさせて頂いた、ちゃぶ台風・布目丸天板。
色は、渋い落ち着いたゴールド。
オーダー家具が並ぶ こだわりあるインテリアの中へ一瞬にしてとけ込み
お客さまと思わず喜声を出してしまいました。
特に薪ストーブの雰囲気とぴったり。
次につくりたいものが見えてきたり、出会いを頂ける機会がありがたいです。
Sep. 3. 2013
来週19日(水)から25(火)までの7日間 札幌・ギャラリー門馬で うつわの展示をします
大先輩の 陶芸・蔦井乃理子さん 同い年の 木工・船山奈月さん わたくし 漆・のぞみの3人展
遊 陶・木・漆 三人展
2013年6月19日(水)~25日(火)
GALLERY門馬 http://www.g-monma.com/
札幌市資料館での展示に参加しています わたしは資料館正面玄関エントランスに作品を展示しました
本来はもっと人の目線くらいに作品を吊り下げたかったのだけれど
通路と言うことで くぐらなくても通行できなければならないという館長の指示により かなり真上にいます
この建物 非常に魅力的な洋館で 各部屋とっても雰囲気がある このような場所が美術館になったらおもしろいと思う
ホワイトキューブの良いけれど 歴史的なものの中に現代の人のものがある次元の違いが新鮮にうつります
会期:2013年1月22日(火)〜2月3日(日)
会場:札幌市資料館
主催:NPO法人h.i.p-a
大正15年(1926)に札幌控訴院として建てられた札幌市資料館
札幌軟石を使った建築で平成9年に登録有形文化財に選定
今年で三回目の参加となる「会津・漆の芸術祭」の展示のため福島へ
さすがに乳飲み子を置いていける距離ではなかったので連れていく
レンタカーを借り 福島・会津若松へ高速で向かった 道幅が相変わらず狭過ぎる
運転が上手いわけでも好きでもない カーナビは信じない主義
街全体が芸術祭の赤いポスターで賑わい始めていた
帰り道、激しい雨… 台風直撃のよう ど恐怖 高速の路面が真っ黒でまるでブラックホール
白線がやたらと白く浮き上がって空を飛んでるような感じ ワイパーが仕事しきれてない 手汗がひどい 瞳孔が開きっぱなしのまま新潟に着く
帰還 むすめが茶箱を土台に立っていた 翌朝は蒼空が気持ちよく昨日のわたしの苦労は何だったのか
それから富岡惣一郎氏の風景画が収蔵されているトミオカホワイト美術館へ
旭川と札幌が近そうに思われるように地図だと近そうに見えたのだろう あまりにも遠くて全然着かない
カーナビがやはり間違うがプリウスのエコ具合に助けられながらも 30年前に生まれたとは思えないほど洗練された作品を拝 帰還
ところで空港でおなかぺこぺこで 中華ちまきだと思って飛びつくように購入した「新潟ちまき」
ただの白い餅米で蓬色のきな粉が付いてた 何故だ 何故甘くした 酒粕は絶品だったが
Oct. 1. 2012